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10年前

10年前の3月11日、
幼稚園児の生徒さんとレッスンしていました。
その生徒さんは高校1年生です。

東京都国分寺市のピアノ教室MUSIC KEIです。

私は静岡県浜松市の出身です。
小学校の頃、「駿河湾から遠州灘にかけて大地震が来る」と言われ始め、ブロック塀がネット壁や生垣になり、常に地震が来るかも、と気の小さい私は常に不安でいっぱいでした。あれから何十年経ったでしょうか。
神戸で、長野で、新潟で、熊本で、そして東北で、大地震が起きていますが、浜松にはまだ大地震は起きていません。


10年前、レッスン中だったので、生徒さんを守らなければという気持ちで必死だったことを覚えています。もし、私一人だったら青ざめて、泣いていたかもしれません。

「けっこう揺れてるね、玄関開けて来るね。ピアノの下にいて」(その頃の机は下に入れない形だったので、とっさにピアノの下と言ったけれど、とても危険な事だと後で知りました汗汗)
「ドキドキしたね、でも止まったから、続きから弾こうか」なんて、生徒さんの不安を取り除こうと平静を装って、にこやかにレッスンを継続しました。そのうち、真っ青な顔のお母様が駆け込んできました。

その後、レッスンを打ち切るか、継続するか迷いながらも、「とにかく生徒さんが来る限り、ずっとやろう」と決めました。電話もメールも繋がらないから、電車以外の人はレッスンバックをもってやって来るのです。

「怖かったね~、でも教室は大丈夫。弾いていこうよ」とずっとレッスンを継続しました。

「こんな時、レッスンをするなんて」と考える人もいた事でしょう。
でも、「家でニュースを見ていると怖くなる。ピアノを弾いたら平気になった」という子がいて、大袈裟だけど、これも私の使命、少しでも落ち着ける時を提供して、日常を壊さないようにしなければと、計画停電の時も停電時間を避けながらレッスンを継続し続けました。

でも、実は私が救われていました。懸命に今日のレッスンをどうするか考えることで頭はいっぱいだったから。
そして、今年度のコロナ自粛期間も、生徒の皆さんの笑顔を見ることで救われました。
休みにしてしまえば楽だけど、少しでも日常を大切に、そして不安な時こそ音楽を楽しんで欲しい、そう思ったのです。


仕事を休んでしまったら私はどうなるのでしょう。ダメダメ人間です、たぶん汗汗
ピアノを教え始め数十年、生徒さんに育ててもらいました。「ありがとう、私の生徒さんたち」

3月11日、私はこんなこと思ってました。
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けーこセンセ

Author:けーこセンセ
ピアノ指導歴ウン十年(^_^;)
まだまだ、進化していきます!!
生徒さんの笑顔を見るのが一番の幸せ♪

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